きっかけ:
安平港国家歴史風景区は台湾国家重点発展計画の一つで、最も大事なのはゼーランジャ城(安平ゼーランジャ城)の歴史的の意義を再認識すること、港湾の観光、そして憩いの場を兼ねる地域開発計画です。
ゼーランジャ城は大航海時代において、台湾の歴史的な位置づけを占める証です。300年以上時代が流れてゆく中、規模が大きかったゼーランジャ城は現存の城壁三箇所と半円形の菱形砦の跡一箇所です。今安平古堡の隣にある南壁の跡の規模は、最大で長さが65.8メートル、「台湾城の跡」とも呼ばれています。あと2箇所は住宅街にあり、西龍殿の後ろにある約11.5メートルの外城西南菱形砦の跡と、安北通り153巷に約38.7メートルもある外城の北壁の跡です。
清占領時代の末期から日本占領時代にかけ、ゼーランジャ城の外貌は目に見えて大きく変わってきましたが、人々は城の礎はまだ地下に埋まっていると信じています。文化人たちは、いかにして城の礎を最適な状態で再現するかということの解決に努めたいと願っています。
今世界各国でも自分の文化遺産を発掘し保護することに努力しています。これは、単に文化の観光価値を増加するだけではなく、民族や当地の住民たちに歴史的な誇りをもたらしています。そして、世界に知識が累積することにより、無形資産の増加に匹敵します。台南市役所は世界文化遺産のレベルに到達したゼーランジャ城を高度に再現することにより、安平港国家歴史風景区の文化観光の価値も高めていくのではないかと考えています。現在、台南市にある国立成功大学公共工程研究センターに委託しているプロジェクトは、遺跡発掘調査団が編制され、非破壊的な地下探知機の精密検査を用いて安平古堡の地下にある跡を探測する作業が進んでいます。
この探測からゼーランジャ城の城壁遺跡の約7割はオランダ占領時代に建設され、未だ地下に眠っているという初歩的な成果を得ています。安平古堡の地表から約3.5メートル~4メートル深さのところで、約20メートル範囲内の広さがあり約6メートルごとに、直径約1メートルの穴があります。これは伝説のオランダの古地下道ではないか、またその他未知の使い道があったのではないか、と推測されています。
これらの発見はゼーランジャ城跡を発掘する意義を高めています。台南市役所はこの初歩的な結果からも、ゼーランジャ城の跡を発掘する作業に乗り出しました。この発掘作業を通じてオランダ占領時代の安平の生活ぶりをより明確に再現すると共に考古学に必要となる文献なども得ることができます。将来、当地の住民の意欲を尊重する下で、ゼーランジャ城の跡を最適な状態に再現し、歴史学者たちの研究や国内外の観光客の目を惹きつけたいと考えています。ゼーランジャ城の歴史的文化の価値を高めていくことで、安平港国家歴史風景区は国際的な魅力を備えた観光事業を実現します。
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